ファームノートDP 代表取締役交代のお知らせ

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技術と酪農生産技術を組み合わせて、酪農生産のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を目指す株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム(本社:北海道標津郡中標津町、以下ファームノートDP)は、2024年3月1日付で平勇人が代表取締役に就任することをお知らせいたします。

平勇人は2017年にファームノートへ一人目の獣医師メンバーとして入社し、獣医師としての知見をベースに真に使いやすく生産性の向上に寄与できるファームノート社の製品・サービス作りに邁進してきました。
2019年には北海道中標津町において牧場事業の立ち上げに参画し、2020年8月から酪農生産を開始しました。
そこではコロナ禍やウクライナ情勢の影響による生産抑制や飼料の高騰から、酪農経営の難しさと酪農畜産業界の抱える課題に直面しました。
平は「牛も人も幸せな牧場を広げる」ことをファームノートDP社の使命として掲げ、牧場スタッフ1人1人の育成や、牛がより健康で長生きできる管理手法や牛群の育種改良も進めてまいりました。
また地域の生産者との連携にも取り組み、生産開始から4年目で管理ベースで中標津で最大の生産規模まで牧場事業を成長させました。

 前代表の小林晋也は代表取締役を退任し、株式会社ファームノートホールディングス代表取締役としてグループ全体のビジョン・長期戦略の構想と策定、グループ経営の統括、グループ全社員に対するリーダーシップ開発・マネジメント育成などに注力し、事業と人の成長に貢献していきます。

■新代表平よりコメント

この度、ファームノートデーリィプラットフォームの代表取締役に就任したことを大変光栄に思っております。

まずは、本事業を立ち上げてから今日までの間に、弊社を支えていただいた社内のメンバーと地域の方々、取引先の皆様、そして酪農畜産業界の方々に深く感謝を申し上げます。これからも、より多くの方々と協力関係を築き、共に発展していけることに心からワクワクしています。

いま、社会の変化と技術の進歩は、酪農・畜産業界のあり方も大きく変えようとしています。
そのような時代に、私たちは人も牛も幸せな牧場経営を広げていくことを使命とし、その実現のために、常に新しい技術を取り入れ・生み出し続けるとともに、それらを現場や社会に実装し、酪農畜産業界の新しいプラットフォームとなれるように人の叡智を結集して参ります。

最後に、これまで以上に酪農畜産に関わる全ての方と共に協力し、ファームノートデーリィプラットフォームのより一層の発展を通じて、酪農畜産業界をより良いものとするために全力を尽くしてまいります。

今後とも、皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

■平勇人(たいら ゆうと)略歴

岐阜大学農学部獣医学科を卒業後、岐阜県畜産研究所にて繁殖和牛の管理と子牛の下痢症予防研究に携わる。その後、愛知県岡崎市にて酪農を中心とした家畜診療に従事し、牧場業務も経験。2017年に株式会社ファームノートに入社。獣医師目線でのプロダクト開発に従事。その後、株式会社ファームノートデーリィプラットフォームにて自社牧場の立ち上げを経て現在に至る。

■ファームノートDPについて

2019年8月1日に酪農生産を目的に設立。IoT・AI等のデジタル技術と酪農生産技術を組み合わせて、酪農生産のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を目指しています。

所在地:北海道標津郡中標津町

生産規模:管理搾乳牛頭数:670頭、全飼養管理頭数:1450頭(いずれも運営代行牧場の頭数含む)

飼養形態:搾乳ロボット、フリーストール ・フリーバーン併用

■ファームノートグループについて

 純粋持株会社である株式会社ファームノートホールディングスを親会社とし、グループ系列には酪農IoTソリューション事業を展開する株式会社ファームノート、自社牧場による酪農事業を展開する株式会社ファームノートデーリィプラットフォームがあります。ファームノートHDは『「生きる」を、つなぐ。』をビジョンに、事業の創出を通じて社会課題の解決を目指しています。2019年には第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催:経済産業省、農林水産省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)のほか、第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催:日経BP)を受賞。2020年に第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞」をそれぞれ受賞いたしました。

■本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社ファームノートホールディングス

広報 神山

TEL: 090-8025-9510

メール: pr@farmnote.jp

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